なんと、明日6/14で最終日であります。
チェルノブイリ原発事故から12年。
『いのちの食べかた』のニコラス・ゲイハルター監督による、
「死のゾーン」と呼ばれる立入禁止区域で生きる人々をとらえたドキュメンタリー。
チェルノブイリ原子力発電所から約4キロメートルに位置する街、プリピャチ。1986年の原発事故の後、原発の周辺30キロメートルが立入禁止区域「ゾーン」と呼ばれ、許可なく入ることができない「管理されたゴーストタウン」と化している。立入禁止区域は有刺鉄線で覆われたフェンスで区切られ、兵士が区域内に入るすべての人々をチェックし、区域内からいかなるものも持ち出すことは禁止されている。
原発や関連施設で働く人々や、許可を得て帰還した人々など、プリピャチの立入禁止区域で生きる人々を、『いのちの食べかた』のニコラウス・ゲイハルター監督がナレーションや音楽を排し、モノクロの映像で記録していく。 「チェルノブイリで起こったことは世界中に知られ、記録されてきた。だが、たまたまその地域で生まれ生活していた人たちが事故の結果と実際に向き合い、どう折り合いつけざるをえないかということは、これまできちんと提示されたことがなかった。私の映画は後の世代にとってある種の年鑑のようなものだと思っている」
(公式サイトより抜粋)
▼プリピャチとは
原子力発電所から4キロ離れた“プリピャチ”は、発電所の労働者が暮らす街だった。事故の直後に50,000人の住民が避難し、当時のソ連全地域に移住することになった。それ以降、家々は荒廃し、街への立ち入りは特別許可証が必要となった。今日のプリピャチは厳格な監視下に置かれたゴーストタウンとなっている。
プリピャチは原発の脇を通ってドニエプル川に合流する川の名前でもある。今日でも立入制限区域内の居住者はそこで魚を採って暮らしている。

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